わかった気になっていませんか?


ある程度物事が進み、
素人から上級者へステップが進むと、

慣れや、わかった気になったりして、

危機感や基礎といったものをおろそかにしがちです。


「もう私は上級者だからいいや、、。」
「上司に見てもらわなくても平気、、。」


このような考えは注意が必要です。


人は一人では生きていけない。

出来るからと言って
傲慢な態度や失礼な態度を回りに振りまくと、

一瞬にして築き上げてきた「信頼」といった人間関係が
すぐさま崩れ落ちるでしょう。

慣れは危険です。


「慣れ、崩れ、去れ!」


私は歌舞伎を見に行くのが好きなのですが、
楽屋の入り口にはこのような掛札がかけられています。


慣れ、崩れ、去れ。


慣れた者は崩れ去り、そして去ることになる。


こういった危機感ある言葉。


毎日が真剣勝負であります。


基礎をおろそかにする者は
思ったほど上達しなかったり、

わかった気でいると、誰もあなたに手を差し伸べないでしょう。

満足するとそこで成長は止まってしまいます。


常に改善を図りましょう。


世の中は常に動いています。

今の時代、世の中の動きはとてもスロー。


逆にこれはチャンスでもあります。

何かしらの変化を取り入れるとともに、
他人の指摘を大きく受け入れてみましょう。


改善はいくらでもあるのです。

わかった気でいるというのは、非常に危険。


胡坐をかくなど10年早い。



死んだらいくらでも寝れます。
生きているうちは脳みそを働かせ、
足を動かし、手を動かし。


質を求めるにはとにかく数を多く!



ガンガン成長していきましょう。


もう一度、


慣れ、崩れ、去れ!
胡坐をかくなど10年はやい!


と言ったところです。



麻山工業株式会社 代表取締役 高尾瞬