「砂漠に森を作る。」
「UAE、ドバイ北部に、第二の黄金都市を構想。」
建築家、高尾瞬の未知なる戦い。
灼熱の太陽、昼間は50度を越す、
地獄のような環境、
「森を作りたい。」
アブラハムは力強く言った。
森、、、大体の想像はついていた、
都市を築く、という理想を実現するには
砂漠にない何かを
新しく求めるのは当然で
オアシス、水や森、
現代技術ですでに可能となっている、
海水を一瞬で淡水に変え、
そしてパイプラインで砂漠に水を流し込む、
今回は淡水運河の引き入れも同時に行われ、
遺伝子組み換え、理想的な都市の木々を
演出する植物が道路沿いに植えられた。
木々を植えることで、
バージル近郊、
周辺の気温を3度から4度下げることができた。
さらには道路脇のコンクリート下に、水のパイプラインを引き、
打ち水と同じように、朝、昼、晩と、水をフローさせる。
熱いながらも、涼しい風の通る都市に
生まれかわることを可能にさせた。
ここでの研究成果が出たのは
今、世界の建築家が注目してやまない、
シンガポールの町並みが参考になった。
シンガポールでは
都市の外資収入策として、
都市の美しさを前面に出すと言うスタイルで
世界の人々を魅了した。
外壁に緑、道路にも緑、
森や植物との一体をイメージした都市計画により
見事、美しい町並みを手に入れ、
誰もが住みたくなる、何度も訪れたくなるような
都市が完成したのだった。
蜃気楼の上にオアシスが浮かび上がる、
そして人類の手で、
その上に黄金都市を作り上げる計画が
実現していくのであった。
続く、、、、
「UAE、ドバイ北部に、第二の黄金都市を構想。」
建築家、高尾瞬の未知なる戦い。
麻山工業株式会社 代表取締役 高尾瞬