「ウィンナーをフォークで食べると旨い理由。」
道具には使い方がある、、というお話です。
道具や物にはそれぞれ使い方があり、その道具の意図した使用方法や使い方を無視すると、その道具の価値は下がるどころか、
使用者、周りの世界に不快感を及ぼしたりするものです。
気をつけましょう。
例えば、食卓に並ぶ、洋食のひとつ、ウィンナーを箸で食べるところを想像してみてください。
当然ですが、ウィンナーはフォークで刺して食べるものであり、
箸で食べると何となく旨さが半減してしまいます。
豪快にグサッと刺しで、バクっと食べるのがウィンナーであり、おしとやかに箸でつまみ、そーっと食べるという種類のものではありません。
フォークで食べたらおいしいもの、お箸で食べるのとでは違う、、。
このように、物や道具には使い方があることをご理解いただくと共に、
もう一個お話をしましょう。
我々は今、ビジネス最前線で活躍をしていますが、アイデアの一つとして異色の組み合わせ、
というものが時に、話題を起こし、ビジネスで話題を発生させるものとなります。
例えば、数年前から話題となっている「いきなりステーキ。」
食卓について、いきなりステーキから始まるディナーコース、、
えっ?ステーキをいきなり食べていいの?
こんな感情に消費者の気持は高ぶります。
「ナンセンス」、であるか、「しっくりきそうでしっくりしない。」という微妙な感覚がビジネスではチャンスとなったりもするでしょう。
冒頭に、ウィンナーをお箸で食べるお店、、、とあれば、
なんとなくう~ん、ナンセンスかな、、と計画はポシャリですが、
絶妙なバランス感覚を取り入れた絶品は時に、異色のコラボレートから生み出される可能性が高いということです。
ポイントは、消費者に拒否反応を示されずに、うまくアイデアが懐に入り込めるコピーライティングを導入する必要があります。
「いきなりステーキ!」なんて、心が揺れ動きますからね、、、。
「物が売れない!何も売れない!」そんな次元の話をしているのではなく、
ではどうするか?といった事を常に考えて頂きたい。
消費者の心を引くようなアイデアは無限大に存在するということ、、、
こんなものがあったら面白いかな?こんな組み合わせ、今までにないよね?
ここがビジネスのスタートラインとなるのです、、、、。
以上
麻山工業株式会社 代表取締役 高尾瞬