「人が集まる場所でホストがするべき注意点とは?」



パーティーやイベントをオーガナイズするホスト、オーガナイザーにとって
注意すべき点とは一体どんな場所なのでしょうか?


今回は「毎回超満員ハウスミュージックフェスティバル」を
運営する敏腕プロデューサーの高尾瞬氏にインタビューを伺いました。



■かれこれイベントを運営して10数年、、
良いパーティーを運営するのに心がけていることとは?


「そうだね~、、まずは人が集まる場所、
野外パーティーには必ず必要なものがあるね、、」


「まずは人が集まれば、ようをたすトイレ、
さらにはご飯も飲み物も必要だよね、、。

さらにはイベントが夏場であれば、
日射病、病気になる人もいるから救護所、、


さらに人が集まれば、
当然、ケンカや暴動も起きる場合もある、、。

その時にはセキュリティーも必要になってくるね、、。


当然、人々の交通手段や周辺地域との連携も必要、、
イベント会場だけでなく、幅広い視野で見ていかないといけないね、、、。」


■なるほど~、、人が集まるってことはそれなりに
広い視野で見ていく必要があるんですね、、


「そうなんだ、、」

「パーティーやイベントの規模によっては、
町全体、地域の方の協力なくしては成り立たない。
そんな場合も多いんだ、、、。」

「人が集まればそれなりにビジネスにはなるが、問題も多く発生する、
そこを細かく見ていき、どれほど事前に事故を食い止められるかが

良いイベントを作る秘訣さ、、、。。」


■過去にどんな問題が起こったりたんですか?


「我々のイベントでは問題はあまり起こらないが、
やっぱりいろいろあるみたいだね、、

それこそ、トイレの数が少なすぎて、、
特に女性用のトイレが大行列になったとか、、。」


「数人の男の子が体が当たっただのなんだので、ケンカになったりとか、、。」


「我々のイベントでは一番元気が良い世代、
小さな子供や老人がいないイベントが多いので、


それなりに元気が湧き出るイベントなんだ、、
だからその熱量を間違った方向に向かわせないという意識が必要だね、、。」



■オーガナイズと同時にプレイヤーとしてもイベントに参加されるとき、
どういったことをお考えですか?


「自分たちのファン層が一体どういった種類の人間なのか、
アーティストはそれを十二分に把握しておくべきだと思うよ、、、」


「ロックやヘビーメタルのアーティストだったらダイブとかしちゃったりするでしょ?

そこで首の骨を折って病院送りになっちゃったなんていったらイベントが台無し、、、。」


「一人として、、、最悪なイベントだった、
という思い出を持ち帰ってもらいたくないんだ、、。

せっかくの楽しい音楽イベントなのに、良い思い出が出来ないって、
お金払っているのにかわいそうでしょ?」


「DJの場合は、比較的、フロアーで踊るお客さんの状態が冷静に見えるから、
そこはハウスミュージックの強みだね、、。」


「グルーブをだしていく為に、音でフロアーの状態を管理できる、、
熱しすぎず、冷まさずに、、。」


■いろいろと考えているんですね~、、、。


「イベントの主催者になるその辺、非常に重要だよ、、
当日のイベントより準備に120パーセント力を入れる。
事前に抜かりない準備があって、当然のイベントが成り立つってことを意識しておく必要があるね!」



事前の準備ができて初めて、当日が面白くなる。


事業を興したりビジネスをしていくには幅広い視野で
物事を見ていく必要がある。


それが出来て初めて、一流のアーティストだと、
プロデューサー高尾瞬氏は語るのであった、、、。



インタビュー、ライター:クルック・J・斉藤


「ダンスミュージックマガジン、ハウスデボンバ、掲載。」


毎回超満員ハウスミュージックフェスティバル、
敏腕プロデューサー高尾瞬氏特別インタビューより









麻山工業株式会社 代表取締役 高尾瞬