「クライアント様に対しての
アプローチの仕方を変えてみてください。」


ビジネスともなると、

どうやって商品の販売促進を行うか?
露出度を高めるにはどういしたら良いか?


こんな事ばかりを考えてしまいますね。


ですがこれらのことは間違っています。


売り上げに伸び悩む経営者の多くが、

このミスに出くわします。


これらは厳密に言うと、当たっているのですが、
間違ってもいるのです。

確かに販売促進、露出度を高めていくかは重要なのですが、
その前に、アプローチの仕方について、

もうちょっと深く、追求してみましょう。


世の中の8割の経営者は、

自社の商品を売りさばく為に、

商品を「広告しなければ!宣伝しなければ!」
と考えてしまいます。

ですが、ここに大きなミスがあったのです。


消費者の多くは、営業、つまりは宣伝や広告を
あまり良いものだと思っていません。

「また商品の宣伝かよ?」
「またセールスだ!追い払え!」

と飽き飽きとしているのです。


あなた経営者だとしたら、商品をガンガン売る。
とにかく露出を高めて売っていく、こればかりを考えず、


アプローチの手段、そのものを大きく変えるのです。


つまりは、あなたの頭の中から「宣伝や広告。」
と言う意識を消し去っていくのです。


ここで新たに用意してもらいたいキーワードはこちら

「大丈夫ですか?」

というやさしいキーワードなのです。



あなたが風になり、医者に通ったとします。

病状をお医者さまに告げる前に、

いきなりクスリを処方してきたら、
あなたはどう思いますか?

「はい、これを買って飲んでください。」            


これではあなたは困惑します。



世の中で結果を出せていない経営者の多くは、
上記の医者のようになっています。

まずはじめに、問診があるはず。


「どうされました?」
「大丈夫ですか?」

このアプローチが欠けているのです。


つまりは

広告、宣伝という意識を一回頭の中から消し去り、

クライアント様が、どういったお悩みを抱えているのかを
把握する必要があるということです。

マネージメントの基礎として、

聞くが8割、話すが2割。



これを取り入れ、


まずは、アプローチの手段そのものを

「この商品お得ですよ!」と言う前に、
セールスする前に、


「どうされましたか?」
「大丈夫ですか?」


という気遣いの言葉で初めてみてください。


こうすれば、あなたはもっと多くのお客様に囲まれることになるでしょう。


第一に利益の追求ばかり考えない。


どうやったら価値を提供できるかを考えて、
ビジネスに望んでみましょう。


ということです。


まとめると、


「アプローチの仕方を変えてみる。」



です。



以上でした。




麻山工業株式会社 代表取締役 高尾瞬