「友人の会社が倒産しました。」



経営をやったことがある方なら、
「倒産ごとき」、日常茶飯事みたいなもんです。



私の社長の友人ひとりであったK氏は
営業代行の会社を経営しておりました、


ある食品や果物、日用雑貨と言ったものを
卸売り業者から仕入れ、


それを営業部隊に飛び込みで営業をさせて
利益を出す、と言うよくある企業の一つでした。


事業拡大をもくろんだ友人Kは仕入れの量を増やし、
雇用を拡大、、、


名古屋出身と言うこともあり見栄っ張りが特徴で
事業をどんどん拡大していきました、


攻めに攻めに攻め続けた結果、、、

人材の成長を無視したのか、、
欲が上回りすぎたのか、


原因は定かではありませんが、


ドカン、、、

急成長を試みた企業は結構な
確立で倒産するものです。



友人もまだ29才とヤング、


手持ちの事業を10年、20年続ける忍耐力が
足りなかったのかもしれません。



結局は運営コストが回らず、
いくつかの消費者金融から借金を重ね、、


「事業が回っていかず、、、、」


と言ったところです。



私も以前のチームは限界で10名程度、、
この程度なら努力でカバーできますが、

その上の中企業、大企業となっていくと
手が回りません。

この先が難しいですよね、、、


今や私も代表取締役を何名か育て、
バイスプレジデントと言う地位にたどり着いていますが、


10年、20年、30年とかけて
小さく小さく作り上げることを心がけています。


経営は短距離走ではなく、マラソンです。



29才の経営者なんてまだチンピラ経営者です。



社長友人のK君、、


お疲れ様、そして良くやった、、


人生は長いので安心して下さい、、、。


しばらくは羽を休め、
そしてまた舞い戻ってきてください。


そして早く私に追いついて下さい。





麻山工業株式会社 代表取締役 高尾瞬