スペイン、イスラエル、ルートの構築、赤ワイン買い付け、その6




私は膨大な輸入コストに頭を悩ませていた、

スペインから日本、

船済みで海洋を渡航してくるには
物流のコストがかなり膨大になる。


私は次なる手を模索していた、


日本ではなく、

スペインの近隣諸国に
売ってみてはどうだろうか?


すでに私は、スペイン巡礼路、カミーノデサンティアゴ、
横断に成功し、スペインの北東部に関しては、

文化、生活、

それなりに知識を得ることができていた、


そもそもどの国も、
社会システムなるものは似ているので
後は予測をたててシステムを構築するだけだった。



ともあれ、私はスペインのバルにおいて、

世界地図を広げ、
輸出先の国を捜し求めていた、


いよいよ、

日本と全く関係ない場所で、
仕事をする機会がやってきていた、

輸出先が日本であれば、
それなりのなじみを感じられたが、


次はいよいよ、
海外の2拠点をつなぐ、

「私は日本人。」という偏ったものの考えから、
妙に世界的に、、

平均的な考えを身につけることができた。


一体どちらの国なのか?
どっちの国にどういった商売を提案できるか?

なんかとんでもない発見があったらどうしよう?

いや、絶対にある!


ワインの飲み過ぎていたせいもあって、

そんな私なりのワクワクが
すでに心の中に沸いて出てくるのを感じていた。


スペインからの輸出先を考え、
パエリャとビノで地図を眺めていると、


サルー! ※乾杯!



イスラエルが目に飛び込んできた、


周辺のアラブ国よりもはるかに財に関して強い、

「不屈のユダヤ人。」


世界でもっとも優秀な民族であるユダヤ人との
商売に、私はウカウカせざるを得なかった、、、


私のユダヤ人に対する知識はあさはかなものだった、


アンネの日記、
アインシュタイン、
シンドラーのリスト、、

投資や株、資産運用にもっとも強く、、

調べれば調べるほど、
イスラエルに興味を持たざるを得なかった、、



そこで私は、

2週間のオフをとり、

ビジネス視察を兼ね、
イスラエルに旅行に行くことを決めたのだった、、、



イスラエル、テルアビブ、、、。



そこで目にした光景は、
想像もつかないようなとんでもないものだったのだ!






高尾瞬の赤ワイン買い付けルート構築、その6



続く、、、、









麻山工業株式会社 代表取締役 高尾瞬