「地図にない国、コマーシャルキャピタル。」
「UAE、ドバイ北部に、第二の黄金都市を構想。」
建築家、高尾瞬の未知なる戦い。
砂以外何もない、、
バージルには正真正銘、砂以外何もない土地であった、
ここに人間の必要なものを一つ一つ
揃えていく、
まずは人が滞在するには水や食料、寝床が必要だった、
この場所から40分ほど東に進むと、
アラブ不動産王のシャーム一家の大豪邸がある、
バージルとシャーム一家の中継地に当たる、
リフレックスという場所に、
作業員の居住地および、建設本部を構えることとなった、
シャーム一家が滞在する地域から、
水道管を引き、
電気は大量のソーラーパネル設置が予定され、
そして石油パイプラインから
ガスが引かれた、
作業用の道が建設されると、
一気にバージル地区へのアクセスが
楽になった、、
今まで道もない砂漠を4WDで
永遠と走らなければいけなかった。
5回目の訪問時には、
タイヤが運悪くパンクをして、
灼熱の砂漠の中を、2時間立ち往生、
「このまま干からびて、死ぬのもいいかもな。」
そんな事を考えていた、
この地にドバイに次ぐ第二の黄金都市を
築くと言う計画、
住居が大半を占める、ベットタウンの建設ではなく、
商業都市、コマーシャルキャピタルの都市計画であっため、
可能となる出来事であった、
海も川と少し離れているだけで、
日中の気温は灼熱になる。
新しい油田の開発の中継拠点としての都市計画であった、
なのでアブラハムからの依頼は、
次世代、近未来を追及して欲しい、
そんな依頼が強かった、、、
アブラハムに招待していただいたディーナーで
彼が何度も口にしていた言葉が思い浮かぶ、、、
「幻想的、コマーシャルキャピタルを創って欲しい。」
事あるごとに彼はその事を豪語するのであった、、、。
続く、、、、
「UAE、ドバイ北部に、第二の黄金都市を構想。」
建築家、高尾瞬の未知なる戦い。
麻山工業株式会社 代表取締役 高尾瞬